2019年10月11日から3日間、第21回日本骨粗鬆症学会が神戸で開催されました。

当法人からは、10月11日にクリニック・病院の理学療法士が1名ずつ参加しました。また、12日~13日にかけてクリニックの医師・理学療法士が参加する予定でしたが、台風19号の影響で新幹線が運休となり、残念ながら参加できませんでした。

台風が接近しているにもかかわらず、今回の学会は「第37回日本骨代謝学会学術集会」との同時開催だったこともあってか、昨年の長崎での学会を大きく超える人数が集まっており、受付の段階から人であふれていました。

ちょうど当クリニックに骨密度測定DXA装置(腰椎・大腿骨)が導入されるタイミングだったこともあり、今回の学会では特に聴講内容を厳選しました。

今後、骨粗鬆症リエゾンサービス(以下OLS)に積極的に取り組んでいくことを前提に、「他医療機関が二次骨折予防にどのように努めているか」「啓発活動の行い方」「転倒予防」等について聴講しました。

また、ポスター発表においても同様の視点でディスカッションを含め行いました。各施設ともスタッフへの啓発、患者さんへの啓発を行い、さまざまな工夫を凝らしてOLSを発展させており、当院においても活用できそうなことが非常に多くありました。
また、地域特性に合わせてOLSを行うことも必要であり、クリニックがOLSにおいて果たすべき役割も学ぶことが出来ました。

これから当院でもさまざまな工夫を行い、患者さまに満足いただけるような骨粗鬆症予防を行っていき、骨折患者を減らすことに少しでも貢献していけたらと思っております。